バス待ちのベンチで

 駅に出るのも、買い物に行くにも、バスに乗らねばならない。バス停には座る
場所が在るところもあれば、無いところがある。
 座るところと言っても、いろいろあって単独な椅子が二つだけ置かれていたり、
三人ほど掛けられるベンチが幾つか並んでたりする。

 そのベンチに座ってバスを待っていた時のことである。左側に座っていた妻が
身振りで、もっと寄れと指示する。隣のベンチを見ると、次はオバはん、いやもっと
正確に言うとオバアサンなのである。従って妻の指示は聞かないことにする。
 何故か、って?

 後家さんらしい婆さまが、いくら空いてるからにせよジイサンの傍に座るもんかね。
ましてや、はた目には仲睦まじそうな夫婦二人連れの横になんか、金輪際来るわけ
はないのだ。


 話は変わるが、年取った夫婦二人連れというのは、珍しいらしく、近所の人にも
冷やかされてる。どちらかが欠けるか、それとも病床にある、が相場らしい。しかも
圧倒的に女性が残る確率が高い。

 あまり公にはしたくないけど、妻は生来の方向オンチで、地下街とか最近流行の
カタカナ名前の何階建て巨大商店街などは特に苦手にしていて、付添を要するのだ。
 

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この記事へのコメント

2012年09月14日 21:59
地方のバス停には椅子が有り、都会には余り無し、これ不思議。
何時の時代から御老人に席を譲る様に成ったのか。
始発で席を確保し、一つ目二つ目で席前に御老人が立ち
席を譲れの目をする。
苦労して確保したから、絶対に譲れない。
こっちも負けじと、他へ移動しろとの目をします。
ひろしは悪魔?。

和井 圭
2012年09月16日 15:54
ひろしさん、近頃は老人ばかり増えて、席を譲るどころじゃあありません。
杖を持って少々ヨタったりしなけりゃ、老人扱いしません。
横浜のお役人は、なんと市営地下鉄は全席優先席だと宣言して、物笑いの種
になってます。全席年寄りなどに席を譲ろうなんて、誰一人いうことを聞くもんですか。

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